活用事例1.従来のフッ素樹脂バルブでは実現できなかった、溶剤・薬液の微小流量調節ができます。
活用事例2.微量のガスの放出の調節や、真空度の調節が、簡単に対応できます。
活用事例3.広い調節範囲によって、複雑だった流路を一本化して、簡素化できます。
スーパーニードルは、従来のニードルバルブとは全く異なる構造になっています。
流体は正三角形の断面を持つスパイラル状の溝の中を流れます。
バルブのノブを回して開いていくと、この三角形溝の深さが、幾何級数的に大きくなるようにしてあります。
溝の深さが10倍になると、層流状態で流量は、原理的に1万倍になります。
溝の形状は、円管に流れる流体の物理法則である「ハーゲン・ポアズイユ流れ」を、正三角形の溝の場合に置き換えた設計になっています。
従来のニードルバルブは、そのレンジの狭さをカバーするために非常に種類が多く、バルブ選定にあたっては多大な注意を要します。さらに、流量の大幅な変更をするためには、すなわちバルブの交換が必要となり、時間・労力・コストが無駄になります。
スーパーニードルを使うことで、これらの制限から解放され、より自由な実験・開発環境を実現できます。
異なる流量を簡単に設定できるため、より良い開発成果の可能性を広げます。
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